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SNSIレクリエーショナルデコダイバーコースは、2010年にSNSIが立ち上げたコースで、レクリエーションダイバーのさらなる意識向上安全性範囲向上を兼ね備えたダイビングを行うためのツールを提供することを目的としています。

アドバンスドダイバーの多くが、浮上中必要な減圧停止の「数分」を守れないという経験をしたことがあるといいます… このような習慣はかなり危険です:車の運転に例えると、カーブを最高速度で運転するようなものです。車が道路から外れてしまう可能性が極めて高いような状況です。

こういった例に置き換えることで、ダイブタイムが無減圧曲線の限界に達してから浮上することは、無減圧曲線が数分残っている状態で、適切な浮上速度を守り、必要な減圧停止を行って浮上するより、はるかにリスクが高いと考えられるという事実を強調したいと思います。

無減圧限界を超えたダイビングするときは、リスク管理を最適化するために、すべてのダイバー自分はどんな状況にあるのか認識していることが重要です。

SNSIの レクリエーショナルデコダイバーコースは、 最大水深の範囲内でのダイビングを教えます。 最大水深は45m でダイブタイムを長くすることもできます。 減圧時間15分です。 減圧は、 ダイビング中は、コンピュータに空気でダイビングする 計算をさせますが、 減圧するときは、 EAN32を使用して実施します。

どうして減圧用の混合ガスとしてEAN32を使うのでしょうか?

  • 深度下で何か予期せぬ事態が発生した時に、深いところで使用できる呼吸用の混合ガス(最大水深36m)の予備シリンダーがあることは、ダイバーにとってとても有益です;
  • この混合比であれば、ナイトロックスダイビングができるところで簡単に入手できます。

このコースで必要となる器材は、ダイバーが通常のレクリエーショナルダイビングで使用する器材と同じですが、減圧用シリンダーが1つ増えるため、ファーストステージが2つ必要になります。

どうして減圧時間最大15分に制限するのでしょうか? アメリカ海軍が、減圧時間が15分超える場合は、減圧時純酸素を使用することを推奨するよう指導しているからです。

このような手順を採用することにより、SNSIは、時間もお金もかかる難しいテクニカルダイビングのトレーニングにあまり興味のないダイバーに、レクリエーショナルレベルのダイビングの延長線上で、ダイビング幅や質を向上させるトレーニングを提供することができます。

レクリエーショナルデコダイバーコースは、学科セッションのほかに4回以上海洋実習が必須となっています。

レクリエーショナルデコダイバーコースを教えるには、インストラクターは、SNSIレクリエーショナルデコダイバートレーナーが実施する学科および実技トレーニングを実施した後、レクリエーショナルデコダイバーインストラクターの認定を得る必要があります。

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